先日フラリと本屋に立ち寄った時に見つけた「ニーチェの言葉」。
これを読んで、ニーチェや哲学への概念がガラリと変わりました!
私のように、「哲学って難しそう」「ニーチェって反キリスト教の異端児」と思っている人にオススメの1冊です。
ニーチェは反キリスト教?
高校1年生の時に、哲学・倫理の授業を選択していたのですが、正直言って苦手でした。。。
授業後に、ニーチェの思想をまとめたレポートを毎回提出しなければいけないのですが、それが苦痛で苦痛で。
親が熱心なクリスチャンということもあって、ニーチェの反キリスト教的な思想や発言がどうしても受け入れられなかったのかもしれないです^^;
でもね、最近気が付いたのですが、ニーチェはキリスト教徒自体を批判していたわけではないんです。
今生きている人にとって本当に大切なのは「今」であって、自分の人生をどう肯定してより良く生きるかということを伝えようとしたのです。
その結果として、キリスト教徒を批判するような形になってしまい、その部分ばかりがクローズアップされているような印象を受けます^^;
(といっても、私も最近ニーチェの文献を読みだしたばかりなので、間違った解釈をしているかもしれませんが)
哲学のイメージが変わる!情熱的なニーチェの言葉
「ニーチェの言葉」を読めば、哲学のイメージが変わると思います。
哲学って、堅苦しくて、壮大な体系を目指してまとめられたものってイメージがありませんか?
「私、凡人なのでわかりません」と言いたくなるような、理解しがたい思想が多かったり。
哲学に感情云々は一切関係ないのかと思っていましたが、ニーチェの言葉は情熱的です。
松岡修造とまではいいませんが、熱いです。
哲学者の本というより、人生のHOW TO 本を読んでいるような感覚になりました^^
小さい&軽くて持ち運びやすい♪オススメの1冊

※「超訳 ニーチェの言葉」 フリードリヒ・ニーチェ 著/白鳥晴彦 訳
手のひらサイズなので軽くて持ち運びに便利です。
私は、病院での待ち時間に読むこともあります。
シックなブラウンカラーなところもお気に入り^^
白取春彦さんという方の翻訳なのですが、この方の訳し方がいい味を出しています。
(仏教・キリスト教・哲学など思想に関する書籍を多く出版されている方です)

ニーチェの言葉を現代の私たちに分かりやすく噛み砕いてくれています。
10代の学生でもスラスラ読めるんじゃないかなぁ。
塾の講師をしている頃に出会っていたら、哲学嫌いの生徒にすすめていたかも。
哲学にまったく興味がなくて毛嫌いしていた私が、この1冊は楽しく読めています^^
書店で見かけたら、パラパラと中を見てみませんか?^^











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