みなさん、最近手紙を書いていますか?
パソコンやスマホが主流になっているので、やり取りがメールやLINEだけという人も多いのではないでしょうか?
私は、毎月祖母に手紙を出しています。
物を借りたときに一筆添えたり、ふと思い出した人に手紙を出したり。。。^^
手紙って、いいですよ。
時候の挨拶ってどうしてあるの?
手紙を書くときは、時候の挨拶をつけるという習慣がありますね。
でも、時候の挨拶ってどうしてつけるんだろうと思ったことがありませんか?
手紙は、メールやLINEと違って、書いた文字がすぐに相手に届くわけではありません。
手紙を書いている時間と、相手が受け取って読む時間に、ある程度の時間の差が生まれます。
書き手と受け取り手の「時間の差」をつないでくれるのが「時候の挨拶」なのです^^
時候の挨拶がワンパターンになっちゃう
私がよく使うのは「○○○の今日この頃~」といった時候の挨拶です。
○○○には、その時々の外の様子など季節感が感じられる文章を入れるようにしています。
でも、ボキャブラリーの少ない私は、いつも同じような書き出しになりがち。。。
いつも素敵な手紙を下さるマダム(母の知人)に、どうやったらそんなに美しい日本語を学ぶことができるのか聞いてみたら、
「長年生きていれば、それとなく身に付くわよ。年の功ね。」
と笑顔で答えてくれました。
綺麗な言葉がたくさんのっている本
そして、「そうそう」と見せてくれたのがコチラの本。

日本で昔から使われている美しい「季節感のある言葉」がちりばめられている1冊でした。
中身は、365日分の季節感のある時候の挨拶が書かれています。

2月4日の今日は、こんな言葉が書かれていました。
「薄氷」(うすらひ)
薄く張った氷のことですが、歳時記では春の季語になっています。厚い氷がいつの間にか薄くなっている……。そこに待ち遠しい春が感じられるからですね。
山下景子 著“「手紙にそえる季節の言葉365日」”(p189)より引用
マダムに見せてもらって、一目惚れした私はさっそく書店で購入!
手紙を書くときにだけ開くのではなくて、何気ないときにふと読むだけでも癒される1冊ですよ^^
子どもたちにも、美しい日本語を伝えていきたいなと思います♪











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